Microsoft PowerToys」はPC作業の効率を向上させる便利なツールとして注目されています。

その中の機能のひとつがコマンドパレットです。

直感的な操作でアプリを素早く起動したり、よく使うURLやファイルを登録できるブックマーク機能を活用できるこのツールは、PC作業を快適にしてくれる強力な味方になります!

本記事では、そんなコマンドパレットおすすめの使い方5選を紹介します!アプリの起動をスムーズにする方法から、便利なブックマーク機能の活用まで基本的な使用方法を解説します!

Microsoft PowerToysをインストール

「コマンドパレット」を使用するには「Microsoft PowerToys」のインストールが必要です。未インストール場合は、事前にインストールしてください。

下記の記事でMicrosoft Storeより「Microsoft PowerToys」をインストール方法を詳しく解説していますので、ご確認ください。

コマンドパレットの起動

Win + Alt + Space

「Win + Alt + Space」を押下することでコマンドパレットが起動します。

おすすめの使い方5選

  1. アプリの起動
  2. システムコマンドの実行
  3. ブックマーク機能の活用
  4. 計算ツールの活用
  5. ファイルの検索

1.アプリの起動

アプリ名を入力することで一覧表示することができ、選択(エンターキー)することで瞬時に起動させることが可能です。

アプリを検索・起動

STEP1
Win + Alt + Spaceを押下
STEP2
コマンドパレットが起動し「すべてのアプリ」が選択されます
STEP3
アプリ名を入力

アプリ名を入力しヒットした一覧より選択(エンターキー)することで起動させることができます
※十字キーの上下(↑↓)で移動することができます

STEP4
アプリ(Google Chrome)が起動

2.システムコマンドの実行

シャットダウン、スリープなどの操作

シャットダウンやスリープ、画面ロックなどのシステムコマンドの操作をコマンドパレットから直接実行することができます。

STEP1
Win + Alt + Spaceを押下してコマンドパレットを起動
STEP2
一覧から十字キーの下(↓)を押下

一覧から十字キーの下(↓)を押下し「Windowsシステムコマンド」を選択(エンターキー)します

STEP3
シャットダウンやスリープを実行

シャットダウンやスリープ、画面ロックなど任意のシステムコマンドを十字キーの上下(↑↓)を押下し選択(エンターキー)して実行できます

3.ブックマーク機能の活用

ファイルやURLを登録

よく使うファイルやフォルダ、URLを登録しコマンドパレットから簡単に呼び出すことができます。

STEP1
Win + Alt + Spaceを押下してコマンドパレットを起動
STEP2
一覧から十字キーの下(↓)を押下

一覧から十字キーの下(↓)を押下し「ブックマークの追加」を選択(エンターキー)します

STEP3
URLやファイルパスを保存

「名前」と「URLまたはファイルパス」欄を入力し「保存」を押下します

※URLを保存するパターン

※ファイルパスを保存するパターン

STEP4
コマンドパレットのトップ画面に戻ります
STEP5
検索欄にURLやファイルパスに付けた「名前」を入力します

STEP3で登録したブックマークが検索結果として一覧に表示されます

STEP6
選択(エンターキー)することで起動させることができます

4.計算ツールの活用

電卓のように活用

「計算ツール」を選択することで電卓のように活用することができます。※検索欄に「=」を入力することで即座に遷移することもできます。

四則計算「+(足す)」「-(引く)」「*(掛ける)」「/(割る)」を行うことができます。

STEP1
Win + Alt + Spaceを押下してコマンドパレットを起動
STEP2
一覧から十字キーの下(↓)を押下し「計算ツール」を選択(エンターキー)します

※検索欄に「=」を入力することで遷移することもできます

STEP3
「数式を入力してください…」に遷移します
STEP4
「5+3」を入力すると「8」が出力されます
STEP5
「3*6」を入力すると「18」が出力されます

5.ファイルの検索

PC内のファイルを見つける

PC内のファイルを素早く検索することができます。

STEP1
Win + Alt + Spaceを押下してコマンドパレットを起動
STEP2
一覧から十字キーの下(↓)を押下

一覧から十字キーの下(↓)を押下し「ファイルを検索する」を選択(エンターキー)します

STEP3
検索したいファイルのファイル名を入力

※存在するファイル名が検索にヒットします

STEP4
選択(エンターキー)することでファイルを開くことができます

まとめ

今回は「Microsoft PowerToys」の機能の一つ「コマンドパレット」のおすすめの使い方5選を紹介しました!

誰でも簡単に利用でき、手をマウスに移動させることなくキーボード上で操作が完結しますので、PC作業の効率を向上させることができます!

日々の作業効率をアップさせるためにぜひ試してみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!